YASUの小心馬券 【最終予想】中京記念 | YASUの小心馬券

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 【最終予想】 中京記念

 

実績で言えば、関屋記念勝利、ヴィクトリアマイル2着のプリモシーンが古馬陣では抜けている存在、三歳馬不振のレース傾向ながらNHKマイル3着のカテドラルほどの大物は出走していなかった事を考えるとあまり気にしなくても良いかもしれません。

展開的には有力馬に差し馬が多く、先行馬を狙ってみたい一戦も逃げが予想されるツーエムマイスター・コスモイグナーツの二騎は抑えの効かないタイプで流れは厳しくなりそうだ。トラックバイアスをみてみると四角である程度の位置に居るタイプ、内目のコース取りが良さそうで、穴なら逃げ馬の後ろを付ける馬かも・・・。雨が続き馬場も悪化しているので渋化馬場適性も考慮すべきでしょう。

どのみち、ペースが流れ渋化馬場なら持続力やパワー勝負に強い馬を上位に取りたいですね。

 

【全頭考察】

①グランドボヌール 和田:先行馬で内枠と恵まれた、中京コースへの適性もあり、初の重賞挑戦になった前走CBC賞でも0.6差なら善戦とも言え、地味ながら着実に能力は上昇していると思うが、やはりマイルは距離が長い。

②エントシャイデン 中谷:マイルを三連勝して重賞へ殴り込んだが、やや壁にぶつかった印象、流石にGI安田記念では惨敗も京王杯や阪急杯は僅差勝負なら、プリモシーン以外はかなり楽な相手の今回、展開次第で食い込む可能性はある。

③ヴェネト 松若:中京適性あるも重賞でマイルは厳しい、1400Mなら・・・。

④ジャンダルム 藤井:完全に2歳時の勢いを失った今、買いずらい。

⑤グルーヴィット 松山:三歳不振の傾向は気になるが、ファルコンS2着と中京実績あり、NHKマイル敗退も直線が詰まりどうしの不利を考えれば、能力的には見限れない、更にダート勝利もあるようにパワータイプならば、トラックバイアス的にも推せる存在で重い印を打ちたい。

⑥クリノガウディー 森裕:朝日杯2着があるように能力はあると思うが、以降は気性の問題化折り合いに苦しみ大敗続きでは買える材料はない。

⑦プリモシーン 福永:三歳時からアーモンドアイと匹敵するような能力を感じて追いかけていた馬がようやくコンスタントに力を発揮してくれるようになった、今期も好調で能力的にはここでは再右翼。不安は瞬発力勝負をする馬で今の中京の荒れ馬場がどうかだけ・・・。

⑧ツーエムマイスター 城戸:差し馬に有力馬が多く、狙ってみたい馬だが、同型のコスモイグナーツ参戦では抑えの効かない逃げ馬だけに厳しい。

⑨ロワアプソリュー 幸:近走成績から重賞通用レベルではないか。

⑩コスモイグナーツ 国分優:同型のツーエム居る展開は厳しく、更に外目に入ってしまっては・・・。

⑪ロードクエスト デムーロ:年齢を重ねてきて、適性距離はマイルから1400Mに短縮した感があり、実績からソコソコ人気になりそうな今回は妙味がない馬と言える。

⑫レインボーフラッグ 小崎:1400Mで結果を出して昇級してきた馬で瞬発力魅力も今の中京では特性さえ殺されそうだ。

⑬ヒーズインラブ 酒井:マイル重賞勝利あり実績充分も以来、一年以上馬券になっていない、左回りより右回りにより適性を感じるし食指を動かされない・・・。

⑭カテドラル 川田:マイルへの距離短縮と後方一気の脚質変更で一変した、前走NHKマイル3着は強い競馬、三歳馬ながらプリモシーン以外は手薄な古馬陣ならアッサリ勝利もあるが直線入口で好位に付けないと好走しない今のトラクバイアスが不安で人気もあるなら抑え評価までとしたい。

⑮ミエノサクシード 川島:阪神の鬼というイメージあるが前走左回りのヴィクトリアマイル6着は内から最後まで伸びてきての0.6差で決して阪神だけしか走らないわけではない、6歳になった今期も好調で実は本格化?、先行力もあるので一発の魅力ある。

⑯キャンベルジュニア 浜中:GⅢで2度GⅡで1度2着の重賞実績あり、無下にはできないが中山マイル適性に特化していそう、ここを叩いて京成杯AH狙いかもしれない。

 

【結論】

中京のパワー馬場で切れ味を削がれる不安はあるが、能力は抜けているプリモシーンを軸にしたい。鞍上福永もこの馬の特性に手が合うと思えるし中枠で中団競馬をしてくれるはずだ。

相手には三歳馬ではあるがダート勝利もあるパワー馬場得意なグルーヴィット、能力的にもNHKマイルを不利ありながら僅差勝負できているなら今回はカテドラルとの着順は逆転してもおかしくない。

後はミエノサクシード、6歳牝馬ながら今が充実期、先行競馬なら粘り切るシーンはありそうだ。

 

【YASUの印】

◎プリモシーン

○グルーヴィット

▲ミエノサクシード

△カテドラル

×エントシャイデン

×キャンベルジュニアは

 

【注目の穴馬】

穴馬というには⑤人気想定でインパクトはないがミエノサクシードに注目したい。今季も重賞好走があり好調、前走のヴィウトリアマイル6着はプリモシーンをはじめ外から伸びた馬が上位を占めた中、インコースから一頭伸びてきたものだ。直線入口で好位付けしなければならない中京のトラックバイアスを上手に活かせれば単勝まであると思える。

 

【買いたくない馬】(想定単勝一桁及び⑤人気内)

4人気 8.7倍 ロードクエスト:年齢を重ねた現状はマイルは適正距離ではない、実績上位なので押し出されてこの人気になるのは理解できるが積極的に買いたい馬ではない。