YASUの小心馬券
【前走分析&馬券圏内馬】 キーンランドC
ブログには今まで書いた事はありませんでしたが、私の予想はほぼ木曜日~金曜日には終了しております。
絶対能力を基盤に前走分析で近走の調子を見極め、適性を加味して18頭立てでも7~8頭立てに絞り込んでしまいます。
そして、枠順確定後展開の有利・不利を見極め印の微調整をしていく流れです。
ですから、既に何頭いても買わない馬はこの時点で確定しているのですよ・・・。
時間に余裕があるときにしか記せませんが今週は書いてみようと思います。
【前走分析】
・高松宮記念:
2着 セイウンコウセイ
4着 ダノンスマッシュ
7着 デアレガーロ
11着 ダイメイフジ
12着 ペイシャフェリシタ
14着 ナックビーナス
上記6頭が出走していました、先ずは先行して2着に粘ったセイウンコウセイですが、内有利のトラックバイアスを活かしての好走と言われており、ややフロック視されていると思われますが、ペースはともかく、同じように先行していたモズスーパーフレア・ラブカンプーはかなりの失速をしていて展開的には厳しかったと思います、そんな中、頑張っていた走りから少々厳しい流れでも気分よく先行できると強いセイウンコウセイが戻ってきたように思われ今回も流れ次第で上位争いをしてくれると思っています。
逆に4着のダノンスマッシュは外を走らされた為とか騎手の追い遅れと巷ではお話しされている事を良く聞きますが、私は坂が末脚を鈍らせたと考えます。京都の重賞を連勝した時の鋭さがなく、坂が終わった時に最後伸びていたように見えました。となると、坂はないがパワーを要求される洋芝は本質的には向いていないような気がしています。昨年2着といってもナックビーナスに完敗で鋭さは感じませんでした・・・、この見解から札幌の重賞で軸にはしたくありませんね。
7着だったデアレガーロ、大外を直線だけで鋭く差し込んでいました。トラックバイアスを考えると評価して良いと思います。1200Mがベストとは言えないものの京都牝馬Sでリナーテを破っている事実もあり能力的にはここでも通用すると感じます。
最期に14着と大敗したナックビーナスにも触れておくと、GⅠでは少し足らないと言われ続けていた通りの結果でGⅢなら即見直しとは言えない負け方だったと思います、好位から堅実に脚を使い、負けても常に僅差勝負が出来る能力を持っていた馬が多少不利はあったにせよ1.6差はもしかしたら6歳牝馬で能力減退・・?が脳裏にチラつきました。
昨年の能力を維持できていれば上位評価したい一頭ですが少し割り引いて考えたいです。
このレースからはやはりセイウンコウセイを評価したい。
・凾館SS
1着 カイザーメランジュ
2着 アスターペガサス
3着 タワーオブロンドン
4着 ダイメイフジ
5着 ペイシャフェリシタ
禁止薬物の影響で7頭立ての小頭数で行われた重賞で1着になったのがカイザーメランジュ、34.4-34.0というスプリント戦では異例の後傾ラップの緩い流れを楽に逃げての勝利は全く評価出来ない内容だと思います。
2着のアスターペガサスもその緩い流れを番手追走で流れ込んだだけという内容でこれも評価はできません。
かろうじてですが3着のタワーオブロンドンは評価をしておきます、唯一外から差してきた事、ただし同馬のベストは東京1400M鋭さを活かす事というのが浮き彫りになった感もあります、今回の緩い流れでも先行できないのであれば今回はかなり後ろからの競馬になるかもしれません、加えて洋芝に鋭さを削がれていたような感もみえ、札幌1200Mは不安の方が大きいように思われます。
このレースの組から上位進出は難しいと考えます。
・UHB賞
1着 リナーテ
2着 ライトオンキュー
3着 ダイメイフジ
5着 クリーンファンキー
6着 パラダイスガーデン
7着 タイムトリップ
10着 サフランハート
OP特別という事から格下感あるレースではありますがレース傾向からは度々、穴馬を輩出させているレースでもあります。
ここからは2頭ピックアップしておきます。先ずは1着のリナーテ、道中の手応えはあまりよくなく追走が苦しそうでしたが、直線に入るとパワーを感じさせる末脚で力の違いを見せつけるように捻じ伏せた内容は評価して良いと思います、道中からは1200Mが向いている感はありませんが、今期は重賞戦線で好走していて充実期に入ったようにも思えます。
2着のライトオンキューの走りも評価しました、リナーテとは大違いで1200M戦でも楽に好位に取り付けるスピードとセンス、追われてからもしっかり末脚を使えていました。競馬の上手さから勝ちパターンに入っていたのは同馬だったでしょう。まぁ、その勝ちパターンでねじ伏せられたリナーテに先着は難しそうですが圏内は充分あると思っています。
・NHKマイル
7着 ハッピーアワー
マイルはやや長いと思っていましたが、いつもの出遅れ後方から直線は2着したケイデンスコールと同等の豪脚を駆使しての7着は大いに評価したい。ファルコンSでもグルーヴィットを並ぶまもなく差し切った脚は展開次第で大きな脅威になりそうです。
【馬券圏内馬】
現時点で、19頭の登録馬がおりますが、馬券圏内に来る馬を8頭に絞り込みました。(想定人気順)
・ダノンスマッシュ 2.2倍 川田
・タワーオブロンドン 4.2倍 ルメール
・リナーテ 6.2倍 武豊
・ナックビーナス 12.0倍 岩田康
・セイウンコウセイ 17.7倍 幸
・デアレガーロ 27.7倍 池添
・ハッピーアワー 46.9倍 吉田隼
・ライトオンキュー 127.3倍 古川