〈血の傾向1〉SS系×Northern Dancer系のレース
 コース回収以降過去16年の3着内馬48頭中16頭がこの配合。母がこの配合馬の馬を含めると48頭中23頭。この配合が3着内しなかったのは05、08年の2回だけ。
※今年の該当馬→ヴァンドギャルド、サトノアーサー、シャドウディーヴァ、プリモシーン、プロデゥガルサン

〈血の傾向2〉母父Dancing Brave(系)
 Northern Dancer系、中でもDancing Brave系を母父に持つ馬が2度馬券に絡んだトライアンフマーチ、クラレントは共に母父Dancing Brave。他に16年勝馬スマートレイアー母父(White Muzzle)、昨年2着レッドオルガ(兄クラレント)。
※今年の該当馬→レットヴェイロン

〈血の傾向3〉母母父Princely Gift系
 非Northern Dancer系以外ではNever Bend系、Princel Gift系の血に注意。Never Bend系持ち不在の今年は例年以上にPrincely Gift系持ちに注意したい。
※今年の該当馬→レットヴェイロン

〈血の傾向4〉勝てない父Kinmambo系
 ミスプロ系未勝利のレースだが中でも父Kinmambo系が勝ちきれないでいる。6頭が3着内しているが③②②②③③。コディーノ、エアスピネルは1番人気で4着3着。ダイワギャグニー2番人気3着。
※今年の該当馬→クルーガー、ケイデンスコール、レイエンダ、レットヴェイロン

〈血の傾向5〉アテにならないDanzig系の血
 東京マイルなのに何故かDanzig系持ちがイマイチ。過去16年でDanzig系持ちの3着内は4頭だけ。勝馬0。過去5年のDanzig系持ちは11頭出走して③⑦⑧⑥②⑨③④⑨⑭⑮。Danzig系持ちは人気していてもヒモ押さえまで。
※今年の該当馬→ギャンベルジュニア、ケイアイノーティック、サトノアーサー、シャドウディーヴァ、プリモシーン

 以上の血の傾向から軸は1番人気候補だが母方の血が万全のレットヴェイロンでよかろう。母が晩成型マイラーだったことを考えると本格化はこれから。但し父Kinmambo系だけに頭固定は危険。

レットヴェイロン
 父キンカメ(Kinmambo系/Mr.Prospector系)
 母父Dancing Brave(Dancing Brave系/Lyphard系)
 母母父Tesco Boy(Princely Gift系)

 兄リディル→デイリー杯2歳S①、スワンS①
 兄クラレント→デイリー杯2歳S①、NHKマイルCS③、富士S①
      東京新聞杯①③、エプソムC①、関屋記念①、
      京成杯AH①etc
兄レッドアリオン→マイラーズC①、関屋記念①etc
姉レットアヴァンセ→阪神牝馬S②、ヴィクトリアマイル③etc
姉レッドオルガ→東京新聞杯②、富士S③

というわけで勝ちきれずとも3着内は間違いないんとちゃいまっか、レットヴェイロン→◎。おもろないけど。
🐎Danzig、Deputy Minister、Nijinsky、Sadler's Wells。2015年以降のオープンクラスの東京芝哩戦は40レース。内、上記4系統を父、母父、母母父の何れにも持たない馬が1~3着を占めたのは5レースだけ。が、今年は半数が該当するのて、このアプローチでは狙い馬を絞りにくい。そこで血の連鎖があるNHKマイルCの結果を加味して狙い馬を選定する。

◎→①アマルフィコースト

Sadler's Wells系とDanzig系を併せ持つ。Sadler's Wells系持ちのダイワメジャー産駒という点でアドマイヤマースと同じ。