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【回顧】レースレベルは低かったが収穫ありの勝利ブラストワンピース【札幌記念のタイム分析】

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こんばんわ、ウキョーです。
メンバーが揃った札幌記念を楽しみにしていましたが、レース自体はそれほど評価できず、ちょっと残念な結果となってしまいました。
とはいえ、勝ったブラストワンピースの勝ちっぷりにはビックリしました。

各開催場の馬場差

8月17日(土)
   新潟 芝+0.1
   新潟ダート+0.1
   小倉 芝-0.8
   小倉ダート-1.3
   札幌 芝-1.0
   札幌ダート-1.8
8月18日(日)
   新潟 芝-0.9
   新潟ダート-0.1
   小倉 芝-0.1
   小倉ダート-0.4
   札幌 芝+0.1
   札幌ダート-0.2

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の新潟は、土曜と日曜で正反対の馬場となった。土曜は芝の時計が遅く、ダートが速かったが、日曜は逆に芝の時計が速く、ダートは時計がかかっていた。

小倉は、土曜は芝もダートも高速決着続きだったが、日曜になって芝もダートも若干時計がかかり出した。

札幌は、土曜は芝もダートも時計が速かったが、日曜は一気に芝もダートも時計がかかっていた。

レースレベルは低かったが収穫ありの勝利ブラストワンピース/札幌記念

札幌記念は、▲ブラストワンピースが有馬記念以来の勝利を挙げ、凱旋門賞に向けて良好なスタートを切った。

馬場差+0.1で、レースタイム差+0.1。

日曜の札幌芝は時計がかかっており、札幌記念もレースタイム差+0.1と時計遅く、タイム面で評価はできない。

エイシンティンクルが単騎逃げで、1000m通過59.9秒の平均ペースだったが、2番手以降が追いかけなかったため、以降の馬たちはスローペースだった。
にも関わらず、ラスト3Fは12.0秒-11.9秒-12.2秒と時計を要しており、ラップ面からも評価はできない。

ただ、勝った▲ブラストワンピースには驚かされた。
これまでは、たとえ最内枠を引いても、直線は外を回して追い込むスタイルだったのが、今回は内から馬群を割っての勝利である。完全に一皮むけた脚質転換といえる。
今回の勝利で、大阪杯、目黒記念の敗戦の汚名は返上できた。凱旋門賞云々とまでは言えないが、今後も中距離戦線で主役を張れるだろう。

◎サングレーザーは、いつもより前目の競馬で、自信満々のレース振り。直線に入っても手応え抜群で、最後まで脚は止まっていない。これで負けたら仕方ない。



想定外に時計がかかった大凡戦/北九州記念

小倉で行われた北九州記念は、ダイメイプリンセスが勝ち、重賞2勝目を飾った。

馬場差-0.1で、レースタイム差+0.9。

日曜の小倉芝は後半になって一気に時計がかかり出し、北九州記念もレースタイム差+0.9と、かなり時計がかかっていた。

勝ったダイメイプリンセスは、スピードランク13位だったように時計がかかったことが功を奏した。
不利枠を克服しての結果は喜ばしいことだが、この時計では評価はできない。

◎アレスバローズは、たしかに出遅れたのも痛かったが、時計がかかった前走のCBC賞で2着に好走していていたとはいえ、やはり本質は時計勝負に強いスピードタイプ。
この時計では、すべてが噛み合わないと厳しかった。

次走の注目馬・ハーメティキスト(富良野特別・札幌芝2000m)

土曜 札幌第10R 富良野特別・芝2000m 1着ハーメティキスト

土曜の札幌芝は時計が速かったが、富良野特別のレースタイム差-2.2はかなり速い。

レースも、前半1000m59.2秒-後半1000m61.2秒のハイペースで、上がり12.4秒-12.0秒-12.1秒と脚が止まっていない。
このペースを4番手追走から、直線に入って早めに先頭に立つと、そのまま押し切って2着以下に4馬身差の圧勝。

距離延長が良かったのか、3歳馬の一気の成長なのかわからないが、これで次走以降が楽しみになった。


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