DONのドーンッと回収競馬

Twitter @don19860314 回収率競馬予想をしています。多角方面から穴馬を導き出し予想する穴党です。

金鯱賞、中山牝馬S  考察

 

 

 

 

 

金鯱賞 

 

中京芝2000m  Aコース

 

 

まずは中京開催は2月7日以来で約1ヶ月ぶりの開催ということに触れておきたい。

昨年2020年の12月5日から20日まで6週を連続して開催、そして今年の1月5日から2月7日まで12週開催されたわけだが、実質18週に渡って使ったことになります。

これが2月7日の開催最終日のラーゴムが勝利したきさらぎ賞の4コーナーあたりの画像です。

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内の馬場はかなり荒れていてボコボコしており、砂埃というより土の塊が掻き込まれるように舞っています。こんな馬場状態が1ヶ月で回復することは絶対にありえないでしょう。見た目にはもしかしたらキレイな緑色に見えるように施してくるかも?しれませんが、確実に下地は荒れていると思います。

さらに週末は雨予報もありますので荒れ馬場、道悪適性というのが非常に大事になってくるでしょう。

 

 

 

毎年のことながら小頭数になりやすい金鯱賞ですが今年も10頭という少なさ。しかしながらメンバーが超豪華ですね!無敗の3冠牝馬のデアリングタクトが始動してきました。伝説のレースと語り継がれるであろうジャパンCでは3冠馬3頭の戦いで負けはしたものの、3着でやはり強かったということを魅せつけました。

この馬は今回55キロという斤量を背負わされますが、気になるのはそこだけであり、馬場、展開、競馬場コースに全く左右されないずに確実に直線は伸びてくる強い馬。でないとそう簡単には3冠はとれません。連軸は堅いとみてますので、デアリングタクトに関してはこれ以上語ることはないでしょう。

 

 

 

  • グローリーヴェイズ

 

やはり対抗筆頭にはこの馬になってくるか。

ジャパンカップで先行し5着に粘っ内容は評価できるし、勝ちにいったレースでの結果。伸びないインを選択したの中で斤量差4キロあったデアリングタクトとコンマ1秒差なら強い。今回デアリングタクトと斤量差が2キロに縮まるというのは単純にプラスしかない。スローからの瞬発力で決め手勝負になるならば大チャンスだろう。ただやはり荒れ馬場と雨は歓迎できない。

 

 

 

 

 

 

 

  • キセキ

 

角居厩舎から辻野厩舎に転厩し初戦となる。どんな馬でも定石から言うと転厩初戦は様子見が妥当とされているが、キセキに関しては角居厩舎のスタッフがそのまま辻野厩舎に移っていることから、これに関しては問題ないでしょう。問題はそこではなく、今回ゲートを出るのか、折り合いがつくのかがポイント。今回久しぶりにデムーロ騎手が乗ります。デムーロ騎手が乗っていた時は当然、逃げ先行をした事がないですしデムーロ騎手自体もあまりスタートが得意な騎手ではないので、後ろからの競馬になるのかなと想定しています。小頭数ですし金鯱賞はスローからの瞬発力勝負になりやすいレースですので、折り合えないと全くの不発になる。うまく溜めれた時の末脚と持続力はかなり高い馬なので、本当に問題は折り合いだけかなと。使い込まれて荒れた馬場と週末の雨で馬場が重くなればチャンスはありそうですね。

 

 

  • サンレイポケット

 

中京実績はメンバーで抜けています。

それはそのはずで、馬主の永井啓弍さんは名古屋が地元のご当地馬主であります。やはり地元戦だけに気合いが入っているでしょうし、メイチの仕上げでくるはずです。左回りの2000mは絶好の条件ですし、秋山騎手が乗ってくるというのも面白いですね。前走の白富士Sではポタジェにやられての2着ですが、これは完全に大外枠だったことが原因であり、力負けではありません。今回ポタジェより1キロ重たかった斤量が同斤量になりますし、ポタジェを買うよりもサンレイポケットを買いたいですね。

 

 

穴推奨

 

 

札幌記念でも穴推奨して2着にきてくれて美味しい馬券を的中させてくれたのですが、今回も推奨したい。叩き良化型なのは間違いないと札幌記念の時にも言いましたが、フォトパドック的にはかなり状態良さそうです。銭型も浮いていて毛艶、馬体ともにやれる状態でしょう。追い切り内容もかなり意欲的に攻められていますから、3着あっても不思議ありません。荒れ馬場と雨で時計が掛かるならチャンスありでしょう。

 

 

 

 

中山牝馬ステークス

 

中山芝1800m  Aコース

 

 

かなり面白そうなレースですね!!

個人的に勝負したいレースだけにワクワクしています。加えて金曜日の夜からかなりの雨が降る予報があり、さらに荒れそうな気配ですね!

今の中山は馬格のある馬が好走パターン。500キロ近い馬が面白い。

 

道悪という想定で予想していきます。

 

 

 

前走、小倉大賞典では人気を裏切ったわけだが、時計が出る馬場状態と牡馬牝馬混合戦では厳しかったか。この馬は牝馬限定戦でこそ買いという馬だろう。牝馬にしては立派な馬格(500キロオーバー)とパワーがあるだけに雨で道悪になるのはプラス材料。今回は大崩れはない。

 

 

ここからは穴候補になってきそうな馬を紹介

 

 

  • サトノダムゼル

 

1800mの実績は抜群で中山も得意。距離短縮してくる今回は絶好の狙い時になる。道悪も得意ですし、上がりが掛かるのもいい。先行力を活かして粘り込み可能だろう。

 

 

  • シーズンズギフト

 

成長と共に産駒の気難しさが出てきた印象。かなり折り合いが難しいため、こうなってしまっては好走させるにはそう簡単ではなさそうです。

しかし雨で道悪になった時に折り合える可能性もあります。これまで気性難の馬が道悪で落ち着いたという例は多々あり、少しの可能性に賭けるのも一考。力はある馬ですし、血統的にも道悪は得意な筈です。

 

 

 

8歳馬で56キロは毎度ながら辛いが、確実に末脚を伸ばしてくる。しかしあと一歩、決め手に劣るんですよね。歳で仕方ないのですが、それを補えるのが今回の雨。道悪になって上がりが掛かれば、決め手で劣る部分をカバーできる。道悪は昔から得意ですから楽しみはあると思います。

 

 

  • リュヌルージュ

 

昨年の不良馬場で2着馬。昨年より斤量が2キロ増えて52キロになるが、モンテロッソ産駒でダートも走りそうな血統だけに今年も雨なら面白い。団野騎手に戻るのもプラス材料。距離短縮ローテで今回は積極策にいくのでは。

 

 

  • ロザムール

 

前走はオープン入りを果たして初の重賞挑戦で中山金杯へ。14番人気で果敢に逃げ粘って4着は評価するべきだろう。勝った馬がこの後に重賞連勝すり、ヒシイグアスだけに尚更である。初の2000mの距離延長はきつかったはずで、実績ある1800mへ距離短縮は今回面白い。元々ダートを走っていた馬で馬格も500キロオーバーなら道悪は得意。

 

弥生賞ディープ記念、オーシャンS、チューリップ賞 考察

 

 

 

今週は3重賞が組まれています。

まず土曜日に高松宮記念へのステップレースとなるオーシャンS。そして3歳牝馬による桜花賞へのトライアルレースとなるチューリップ賞

そして日曜日は3歳牡馬による皐月賞へのトライアルレースとなる弥生賞ディープインパクト記念です。

 

正直言ってあまり乗り気にならないレースですが、今週も頑張っていきます。

 

先週は中山記念が◎トーセンスーリヤでしたが、勝ちにいくレースをしての早仕掛けで勿体なかったなと。2、3着狙いに徹すれば馬券内はあったと思います。そりゃ騎手は勝ちたいし、馬を勝たせたいので納得はしますが、やはり騎手の若さというものが出たのかなって感じですね。ベテランなら道中で展開を読んで切り替えれたはずです。

 

阪急杯YouTube、ブログでの◎レシステンシアが快勝。そして穴推奨の10番人気ミッキーブリランテ2着。そしてこちらも推奨したジャンダルムが3着で

↓こちらで話しました!

https://youtu.be/U5S75qNV8a4

 

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弥生賞ディープインパクト記念

 

中山芝2000m 内回りAコース

 

 

先週から開幕した中山ですが、事前にJRAから発表された馬場のクッション値からも明らかに硬く高速馬場になるという状態でした。そして内前有利が顕著に表れておりましたね。普通に2週目なら先週の傾向が継続されますが、週末は雨予報があります。雨量によってはガラリの傾向になるかもしれません。

 

 

では有力馬ですが、、、

 

  • ダノンザキッド

 

軸はこの馬でいいでしょう。実力馬がこぞってダノンザキッドを敬遠して回避してきました。このメンバーなら抜けていますし、軸又は頭は堅いでしょう。この馬自身としてはまだ未完成であり、肉体的にも精神的にも若いです。ですが能力だけで勝ってきたというポテンシャルの高さですよね。本当に良くなるのも秋以降だと思いますが、とりあえず弥生賞はこの馬でいいと思います。

 

 

そして対抗評価として

 

  • テンバガー

 

新馬戦でダノンザキッドと走って3着でした。2着には後にG3京都2歳Sを勝利するワンダフルタウンですからハイレベル新馬戦なのは明らか。

さらにその新馬戦では4コーナーから直線付近で外から迫ってきたダノンザキッドが内に大きく寄れて体当たりされるという大きな不利を受けました。ワンダフルタウンは何の不利もなくスンナリだったことを考えればテンバガーが2着になっていた可能性もあります。そして前走のG3京成杯ですが、これもまた直線でタイムトゥヘブンが外に寄れて、それを避けようとしたヴァイスメテオールが外へ出たためにテンバガーがまともにブレーキが掛かり追い出しが遅れてしまいました。あれがなければ間違いなく2着へも際どかったんではないかと思っています。先行力もありますし、雨が降っても問題無さそうですから楽しみな一頭。

 

 

あとは雨で時計が掛かればシュネルマイスター血統的にやれるでしょう。

タイムトゥヘヴンも道悪は走りそう。

 

穴推奨馬

 

  • ワンデイモア

 

ストライドが大きく大跳びの走法だけに雨が降って道悪になった時が微妙ですが先週の時計が出る馬場なら面白い。雨の影響が少ない場合の穴。

 

  • ソーヴァリアント

 

逆に道悪の穴推奨はこの馬。未勝利脱出に時間を割いたがピッチ走法で道悪は得意。先行力があるのも魅力。

 

 

 

 

チューリップ賞

 

3歳牝馬桜花賞トライアル

 

阪神芝1600m Aコース

 

ここはかなり手薄なメンバー構成。何が来ても不思議ない。一頭は抜けた存在がいるが、しかし弱点も多く。

 

  • メイケイエール

 

阪神JFを4着とこのメンバーなら抜けた実績ですが、とにかく気性が激しく後方から大外を回しての追い込みしか出来ない馬。折り合い難で1600mは間違いなく長く、1400mまでの馬。1600mだと掛かる。実力は認めるが全く信用できない人気馬です。

 

 

狙いたい馬

 

  • ストゥーティ

 

まだ1勝クラスの馬だが、相手なりに走れるタイプですしこのメンバーならチャンスありそう。一定の実力ある牡馬相手にやり合えてますから牝馬限定なら。

 

 

 

ピッチの利いた走りで雨が降って時計が掛かれば面白い存在になりそう。そして重賞での距離短縮という点がハマる可能性が高いなと予想しております。

 

 

  • マリーナ

 

ハマの番長こと三浦大輔さんの持ち馬です。三浦大輔×矢作調教師の名タッグ。未勝利勝ったばかりの馬ですが、良い馬ですね。道悪も得意ですし、時計が掛かれば一発の魅力があります。

 

 

 

オーシャンステークス

 

中山芝1200m Aコース

 

 

高松宮記念のステップレースですね。

メンバーを見渡したところ、あきらかに展開待ちの馬が多いこと多いこと。今の中山の馬場は高速馬場であり圧倒的に内前有利。それが覆るかはかは週末の雨がどうなるかでしょう。

 

 

  • アイラブテーラー
  • アウィルアウェイ
  • アストラエンブレム
  • アンヴァル
  • エイティーンガール
  • キングハート
  • ナリタスターワン
  • ラヴィンアンサー

 

これら全て外を回す追い込み脚質の馬です。

 

やはり馬場状態からも前にいく馬に食指が動くもの。

 

  • カレンモエ

 

前走の京阪杯が衝撃の内容。前には厳しい差し有利のハイペースの展開で2番手で先行したカレンモエが2着。フィアーノロマーノにこそ差されてしまいましたが、ジョーアラビカ、アンヴァル、シヴァージ以下の猛追を封じた。たしかに初の阪神の急坂で脚は止まったのは事実で、それよりもキツい中山の急坂が心配ではあるが、今の勢いならこなせるのではないでしょうか。先週からの中山馬場の内前有利が続けば今回も注目の一頭。

 

 

  • ビアンフェ

 

この馬も先行力があるが、前走スプリンターズステークスでは暴走とも言えるようにモズスーパーフレアに競り掛けて超ハイペースを演出。差し有利な展開になったが、そもそもトラックバイアスも外差し有利だったため(アウィルアウェイが差せてこれたのが何よりの証拠)ノーカウント。

今回注目したいが、今回から去勢されてセン馬になっているし調教もかなり軽い内容となれば、あまり期待できないか。

 

 

 

狙いたい穴馬

 

 

  • ダイメイフジ

 

誰もが今回は目がいく馬だろう。逃げ候補はコントラチェック、ビアンフェだろうか。まずコントラチェックは脚質転換を試みているし、どちらにせよスプリント戦ではテンのスピードは勝てない。ならビアンフェになるか。スプリンターズステークスでの暴走もあって気性が激しいことから去勢されたし、さらに休み明けならば、テンのスピードが落ちている可能性がある。それならダイメイフジがハナにいけるかもしれない。ノーマークで逃げたら渋とい。策士田辺騎手ならば狙っているかも。

 

 

  • エイティーンガール
  • ラヴィングアンサー

 

内前有利のトラックバイアスなら厳しいが雨が降って時計が掛かればこの2頭も面白いかもしれません。

 

 

 

中山記念 阪急杯 考察

 

 

まずは先週のフェブラリーSですが、最終予想はTwitterにて発表しました。f:id:don19860314:20210224042441p:image

 

YouTubeで穴馬はソリストサンダーとエアスピネル話しましたが、エアスピネルが見事に2着と好走してくれました!!

ソリストサンダーに関しては差し馬は全然ダメな馬場状態と展開でした。サンライズノヴァの着順が全てを物語っていますね!

馬券としては◯エアスピネルと☆ワンダーリーデルのワイド36倍が的中したので最高でした!

今週も頑張りたいと思います!

 

 

 

中山記念

 

中山芝1800m 内回り Aコース

 

 

開幕週ではありますが、有馬記念をはじめ冬の開催を経て今年の1月24日まで使われ、約1ヶ月ぶりの開催になります。この1ヶ月間で野芝にオーバーシード(野芝の間に洋芝の種を撒き発育させる)を施して回復に努めるので、ひとまず開幕週は良好な馬場にはなるか。しかし洋芝はダメージに弱いため2、3週でかなり荒れるだろう。

まあどのぐらい回復しているか土曜日しっかり見ましょう。

 

 

今回実は自分が出資している愛馬パンサラッサが出走するんです!嬉しい!重賞の舞台に戻ってきました!!そしてラジオNIKKEI賞以来のバビットとの再戦です。非常に楽しみであります。

 

そして今回、展開面でこのパンサラッサが鍵を握っていると考えています。

 

 

  • バビット

 

おそらく上位人気になるでしょう。今回この馬としては菊花賞有馬記念と適性外の距離で凡走し、適距離である1800mへ短縮してくるのはプラス。

今回この馬が逃げるか、パンサラッサが逃げるかでしょうが、バビットもテンのスピードがあるので、パンサラッサはペースをあげたくないし無理せず控えて番手と思っています。鈴つけ役としては仕事はせずゆったりと流れると想定。

今回決め手のある馬が軒並み2200m以上の中長距離に適性がある馬ばかりなので、余計にスローで流れると思っています。

そうなるとやはり前が有利になってきますから、バビットは休み明けとはいえベスト条件で好走可能でしょう。

ただマイナス要素としてフォトパドックの馬体的には夏のラジオNIKKEI賞の時が凄く良かったので、それと比べるとまだ本調子ではない気がします。もしかすると冬は苦手なタイプかもしれない。

 

 

 

  • ヒシイグアス

 

本格化したハーツクライ産駒とみていいでしょう。

連勝でオープン入りを果たしさらに前走、中山金杯を勝ち重賞ウィナーとなったわけですが、ハンデ戦だったことで斤量の恩恵があり、やはり今回2キロ増える斤量は気になるところ。そしてかなりレベルの低いレースだった説が有力であり、ここに繋がるかが疑われています。しかし今回もそんなにメンバーレベルは高くないし、前走は折り合いに欠いたり、不利は受けるはの中での勝利なのでこの馬としてはもっとやれはレースではあったと思います。

折り合いに欠いたということは1800mに今回距離短縮されるの良いですし引き続き良績集まる中山ならチャンスでしょう。なにより本格化したハーツクライ産駒は枯れるまで買い続けろ!がベターです。

 

 

危険な人気馬

 

  • ウインイクシード

 

中山巧者だけに金杯を好走してある程度人気になりそうなウインイクシードですが、今回は危険だと思います。1800mは1-2-1-3の成績ですしベスト距離と思っている方もいるかもしれませんが、本質は1800mはこの馬にとって忙しいんです。若い時は良かったのですが、歳とともにスピード能力が落ちているのでもう少しゆったりと運べる距離の方が良いでしょう。そして休み明け4戦目。前走が体調ピークという可能性が高いし、過剰に人気するなら消したい一頭。あっても3着でしょう。

 

 

好走期待の穴馬

 

 

  • トーセンスーリヤ

 

ある程度人気するかもしれませんが、正直、この馬しか自分には見えません。

今回6ヶ月の休み明けになるのですが、休み明けは苦にしないタイプだろう。さすがにこれだけの長期休養明けは初なのがどうかですが。

まずは宝塚記念が優秀。メンバーも勿論ですが、展開、馬場ともに逃げ、先行馬にはかなりキツいレースで逃げたこの馬が7着に粘りました。他の先行勢はさらに着順を下げています。そして前走の札幌記念は6着でしたが、上位3頭がG1ウィナーですからかなりハイレベル。この時の札幌芝は外差し有利のトラックバイアスで、このレースもまた先行勢には厳しいレースでした。重賞で好走する力は間違いなくある馬です。元々地方ダートデビューの馬で、北海道開催の洋芝に良績があったり、冬の馬場に良績があったり、梅雨時期に好走したりということは間違いなくこの時期の中山は走るというのが予想できます。休み明けが嫌われるなら買いでしょう。

 

 

 

阪急杯

 

阪神芝1400m 内回りAコース

 

 

こちらは上位人気が非常に豪華なメンバーですね。G1ウィナーの3頭が参戦してくれました。

 

 

先週の阪神芝は軽く速い時計が出る馬場。内外のトラックバイアスはなくフラットでした。外からでも差し決まっていますし、上がり上位の脚をつかえる馬の好走が目立っていました。今週は金曜日に雨予報がありますが、果たしてどのぐらい影響あるか土曜日に注目です。

 

 

 

 

  • インディチャンプ

 

おそらく1番人気に推されるでしょう。まず最初にこの馬は叩き良化型であり、陣営もそういう思惑のある音無厩舎である。あくまで本番は高松宮記念ということ。そこは頭に入れておいてください。

しかし実力は申し分無く、叩きレースでも普通に好走してしまう可能性があります。

本来はマイラーであり1600mがベストの牡馬マイル王なのですが、6月の安田記念までマイルG1がないので、短距離G1である高松宮記念に参戦したいのでしょう。

前走は阪急杯と同じ阪神1400mで3着と人気を裏切ったわけですが、超ピッチ走法のこの馬が外枠を引いてしまい終始、外外を回されての結果であり参考外。福永騎手も無理してなかったように見えました。いつもとは違う差し競馬で上がり最速の脚使いましたし、やはり強いと思います。

休み明けでも今回、内枠なら普通に勝ち負けになるでしょう。外枠なら多少は嫌えるかもしれないが、それでも普通に走ってくると思います。

 

 

 

長らく不振に陥っていましたが、前走の阪神カップで1年3ヶ月ぶりに馬券になり勝利しました。

距離短縮した1400mがハマったということ。

折り合いに不安のない距離になったというのが1番の好走要因だと思います。

そしてこの馬は休み明けでこそ走るという馬なので今回も間違いなく買いの一手。嫌う理由はないでしょう。

 

 

  • レシステンシア

 

2歳女王が帰ってきましたね!前走が6ヶ月半ぶりのレースで、いきなりG1という復帰戦でした。さすがに久々で古馬の超G1級の馬が相手では厳しかったですね。しかし馬体はかなり成長していて、次が楽しみと思わせてくれました。

そして明け4歳となり今回が巻き返しが期待できる内容の追い切りを重ねてきました。さらに短距離路線にシフトしてきそうな雰囲気ですし快速牝馬だけに非常に楽しみがあります。この馬はとにかく自分で刻むハイペースでの逃げがベストで、今回そういった競馬が出来るかどうかでしょう。

 

 

 

この3頭はかなり強いですが、1頭なにかがヘグってしまう可能性はゼロではありません。

そうなった時に馬券に絡む可能性がある穴馬を紹介します。

 

 

  • メイケイダイハード
  • ミッキーブリランテ

 

おそらく全く人気しない2頭だと思いますが、阪神1400mがかなりハマる要素があるということ。

この2頭に共通するのは1600mで折り合いを欠いて前に前に行きたがっていたという点で距離短縮になるのはプラス。さらに共通するのが前半ゆったりと流れてしまうと掛かるという点。

そういった意味でレシステンシアがいるこのレースでは前半からハイペースで流れるという可能性が非常に高く、この2頭にとって待ってましたという展開になるのではないかと思っています。紐穴で狙ってみても面白いと思いますよ。

 

 

  • ジャンダルム

 

ジャンダルムはピッチ走法の馬であり内回りコースでこそ活きる馬だということで引き続きチャンスがあるとみています。前走、阪神カップも同コースでチャンスがあったのだが、外寄りの枠が仇になりインディチャンプと同様に外を回す競馬。この馬の良さが全く活かせませんでした。7着ですが、3着のインディチャンプとコンマ1秒差ですし全く悲観する内容ではありません。状態は前走以上で体調は良さそうですから、内枠を引いたら一発あるのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

 

中山記念

 

穴馬 トーセンスーリヤ

 

阪急杯

 

穴馬 メイケイダイハード、ミッキーブリランテ、ジャンダルム

 

 

フェブラリーS 考察  オマケ3重賞

 

 

フェブラリーステークス

 

東京ダート1600m 

 

 

 

 

前走、根岸ステークスではトップハンデの59キロ。さすがに厳しいと軽視したわけだが、直線では前が壁になり進路がなく、なかなか追えず。しかし内が開いてからは抜群の伸び。しかし最後は外の馬達と比べて脚色が劣っての4着。これは間違いなく2キロ〜3キロあった斤量差の分と考えていい。改めて自己条件では強い馬だと確認できた。

1つ気になるのは今週は雨予報がなくパサパサの良馬場ダートが濃厚。やはり水分を含んだ軽馬場でこそベストパフォーマンスが発揮される馬な点が心配である。あとは調教で負荷を掛けられるか?ウッドコースで負荷を掛けた南部杯で好走したように、今回もウッドコースで追い切りをしてくればだが、一週前はダートコースでの追い切りで軽い内容。最終追い切りでウッドコースで強い負荷を掛けてくるかが問題。

 

 

  • インティ

 

この馬はハナ争いで競りかけられるとスイッチが入って制御が難しくなりオーバーペースになって終了という馬。前走がまさにそれ。好走条件としては競りかけられずスンナリとハナにいけるかどうか。そして外枠に入りたいでしょう。こちらが内で外から被せられると脆さを見せるので、こちらが外から被せるぐらいの競馬が理想。人気なら買いたくないが、前走の大敗で人気が落ちるなら買い目には入れたいなという考えです。

 

 

  • エアアルマス

 

砂を被ること嫌がる馬で脆さが同居している。スンナリとハナにいければ被らないが、G1ではそれはなかなか難しい。ならば外枠が絶対条件になってくる。陣営のコメントから枠次第では溜める競馬を示唆していることから、おそらく内枠に入ってしまったら一か八か末脚に賭けるのでしょう。そうなれば諸に砂を被ることになりそうですが、、、

どちらにせよ外枠以外なら軽視でいいかと。

 

 

  • カフェファラオ

 

1番人気濃厚ですが、ヒヤシンスSとユニコーンSの衝撃の内容の競馬があるだけに東京ダートマイルでは、まだ嫌えないという穴党の自分にとっては辛い。ユニコーンSの走破時計が稍重の馬場とはいえ同年のフェブラリーSの時計よりも速いというのは凄いこと。3歳でそのタイムを叩き出したわけですから4歳になり成長した今は普通に考えて上回るパフォーマンスを出せるはずです。ですが、そこから成長力があるのかが問題。もしかしたら早熟馬で既に完成形だった可能性もある。ならば伸びしろは望めないし、叩き上げでレベルの高い古馬勢に軍配が上がる。しかしそれは憶測でしかなく、このレースが終わってからでないと判断できない。やはり消せないが、印は抑えぐらいにして成長力を疑ってみたいという穴党心。おそらく揉まれると良くない馬なので外よりの枠はほしいだろう。

 

 

 

コース適性に関してはこの馬が1番だろう。ダート馬にしては珍しい大跳び走法の馬だけにチャンピオンズカップのようにコーナー4つ回るレースは合っていない。今回も後方待機からの直線一気の競馬が明白であり、それがハマるワンターンの東京ダートマイルである。しかしハマるといっても展開にやはり左右される脚質ではあるし、枠次第でスンナリと外に出せずに追い出しが遅れれば差し届かない可能性は十分にあります。さらに大跳び走法といいましたが、パサパサの良馬場ダートは基本的にピッチ走法が良いわけで、大跳びのこの馬は軽馬場でこそパフォーマンスを上げます。東京ダートは良馬場でも軽い砂質ではあるものの、やはりこの馬のベストパフォーマンスは出せない馬場状態である事に変わりありません。

 

 

  • レッドルゼル

 

1200m→1400mと距離延長に対応し順調に結果を残してきたわけだが、どうしても1600mに対応出来るかが不安視されている。

しかし根岸ステークスがあきらかにフェブラリーSを意識した競馬をしていたように感じた。

さほど問題ないと個人的には思う。ギアを入れてからの加速力は素晴らしい馬だと思いました。

 

 

 

 

前走、根岸ステークスではYouTubeでもTwitterでも穴はワンダーリーデルだと言ったとおり、2着と好走してくれました。やっぱりワンターンの東京だとパフォーマンスをあげてきますよね。先行勢には厳しいレース質になりやすいとはいえ最後方の内でジッと脚を溜めて直線一気は素晴らしい末脚でした。叩き良化型だけに馬体はさらに良くなっていて今回も期待出来そうです。しかしやはり展開には左右される脚質ですから前がやり合ってハイペースになってほしいですね。

 

 

注目の穴馬

 

 

この馬は完全に本格化したと思います。初のG1挑戦ですが全く見劣りしない。G1とはいえ現ダート界の頂点といえるクリソベリル、チュウワウィザードがいないメンバー構成ならば叩き上げのこの馬に全然チャンスはあるかと思います。じっくり育てる方針で古馬になってから強さを引き出す厩舎であり、ダート馬での成績が非常に優秀でもある。

今回個人的にかなり期待しています。

 

 

 

フェブラリーSの好走データからは外れる8歳馬ではありますが、一発を秘めているとみています。

この馬は折り合い難の馬であり、前走は1800mへの距離延長で折り合いを欠いて凡走してしまいました。好走条件は折り合い不安のない距離短縮時であり、今回が狙い目です。休み明けでの好走も目立ちますし、調教もかなり動いていますので期待できそうです。

 

 

 

 

 

ダイヤモンドS

 

東京芝3400m

 

長距離で上がり上位の脚を使える馬。

 

 

昨年の同レースで上がり最速。キレないディープ産駒の典型でスタミナお化け。長距離適性が非常に高い。簡単にはバテないので長距離でも上がりの脚が使えるわけです。当然有力候補。

 

 

穴注目

 

  • ナムラドノヴァン

 

前走、万葉Sでは長距離適性を見せつけた。上がり最速の脚で差し切り勝ち。フロックではない。ただ51キロの斤量の恩恵もあったのはたしか。今回は斤量53キロに対応できるかでしょう。

 

 

抽選対象ですが出てくればこの馬も面白い。

東京での良馬場開催でマラソンレースにかなり合っていそうな馬。スローからの上がり勝負になるなら楽しみはありそう。

 

 

 

小倉大賞典

 

 

小倉芝1800m Bコース

 

 

本命候補

 

  • アールスター

 

小回り巧者であり小倉巧者。中山金杯での負けがいかにも小倉大賞典で巻き返してくる可能性を秘めた内容。中山金杯も小回りだが、トラックバイアスが内前有利だった。それでも上がり最速で5着。勝ち馬とコンマ5秒差なら悪くない。状態確実に復調気配で、外差しのトラックバイアスになっている今の小倉ならば期待できる。

 

穴注目

 

 

ヴァンケドミンゴは小回りと平坦巧者。前走は急坂コースで、小倉に替わるのはプラス。

ドゥオーモも小回り巧者。大敗後からの軽量での大駆けはこれまで何度もしてきた。

2頭ともに外差しのトラックバイアスは大歓迎。

 

 

 

京都牝馬

 

阪神芝1400m Aコース

 

注目馬

 

 

デビュー戦以来の1400mですが、この距離短縮が今回ハマるのではと考えています。近走、精彩を欠いている馬ばかりのメンバー構成ならば変わり身を求めての条件替えは買いとみた。今絶好調の団野騎手なのも楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

京都記念 共同通信杯 クイーンC 考察

 

 

京都記念 

 

阪神芝2200m Aコース 内回り

 

今週から阪神は開幕週になります。

日曜日に雨予報があるものの非常に良好な馬場状態で開催がされることが想定され速い時計が出る高速馬場になるのではないでしょうか。

今年は京都ではなく阪神内回り2200mで行われるため内回りというコース適性が大事になります。さらに直線の短さを意識した騎手の早い仕掛けが想定され持続力勝負になりやすい。持続性能も必要不可欠でしょう。

 

 

 

  • ラヴズオンリーユー 想定1番人気

 

今回唯一の牝馬になります。既にピークは過ぎているのは間違いないと思いますが、54キロの恩恵を受けて走れるのはアドバンテージ。相当量の雨が降ってしまえば怪しいですが、綺麗な開幕週の馬場は大歓迎。有馬記念のような冬の重たい中山馬場は合いません。

小頭数で無類の強さを魅せるディープインパクト産駒。12頭立ての今回は、馬券内は堅いのではないでしょうか。コース適性を考えても阪神内回りの実績がありますし、川田騎手に替わるのもプラスでしょうし無理に逆らうのは現時点では危険でしょう。

あとは当日の雨次第。

 

 

 

昨年は2走のみの出走に終わり、今回も約8ヵ月ぶりの出走。爪に不安があってコンスタントに使えない。もちろん調教も負荷を掛けれないという二重苦であり、ピークはとっくに過ぎていることから重たい印は打ちたくない。一週前追い切りでポリトラックを単走で走らせているのが何よりもの証拠だろう。

主戦騎手である福永騎手が乗りにこないのも勝負気配の薄さを感じさせます。しかし雨が降ってほしい馬が多い中でラヴズオンリーユーと同様に開幕週の高速馬場は合うだろう。

 

 

  • ステイフーリッシュ

 

前走のAJCCを見る限り、先行勢には厳しい展開だったとはいえ雨馬場を考えれば、あの4着というのはさすがに衰えが出てきたと言わざる得ない。少し前のステイフーリッシュなら最後までかなり渋とい脚を使うイメージだが、その粘りの無さがやはり歳かなと思いました。

今回、開幕週というのはスピード能力の無いこの馬にとってはかなり鬼門。阪神内回りの実績もありませんし、危険な人気馬でしょう。それらを補うにはやはり相当量の雨が必要不可欠。そこに注目しましょう。

 

 

  • センテリュオ

追記 引退

前走の愛知杯でも話しましたがクラブ馬であり春までに引退が決まっています。おそらくは今回で引退になるのでは。それもあり愛知杯ではルメール騎手を配して何としても賞金を稼ぎたいという陣営の思惑がありましたが、左回りの実績の無さ、そしてスピード不足を露呈しての凡走。さすがのルメール騎手でもどうする事も出来ませんでした。たしかに前走は緩めの仕上げではあったものの今回も上積みは感じない。スピード不足の馬では開幕週もマイナスですし、この馬も時計が掛かる相当量の雨が好ましい。

 

 

  • モズベッロ

 

前走AJCCではまだ仕上がりは先かなと思ったが、有馬記念と比べるとだいぶ良くなった印象もあり馬場も合うと判断して先物買いで狙ったが惜しくも5着。かなり良い脚で追い込んできたし状態は確実に上向いている。今回は間違いなく前走よりも良いはずですが、脚質的に外を回して差し脚を伸ばすタイプなので内前有利になりやすい開幕週はマイナス。この馬も雨が降って時計が掛かってこそですし、やはり重たい印は打てないか。しかしステイフーリッシュやワグネリアン、のピークを過ぎた馬よりもまだ旬なこの馬の方が買いやすい。

 

 

 

馬券内の可能性ある穴馬

 

 

  • ジナンボー

 

2200mは距離は長いがスピードタイプだけに開幕週の良馬場で先行して粘り込みの可能性は多少あるか。ただ好走する為の条件は多い。

スローからの瞬発力勝負にさえなれば距離は誤魔化せるかという感じだろうか。持続力勝負になってしまえば阪神の急坂で止まって飲み込まれるだろう。

 

 

  • ダンスディライト

 

苦しまぎれに名前を挙げました。一応上がり馬ではあります。コース適性は高いとは思いますが、高速馬場では他馬に比べてスピード不足。雨が降って持久力戦になっても実力不足感。

調教はかなり動いているが、ピークを過ぎた馬が多数だとしてもこのメンバーの重賞でどうか。

 

  • ダンビュライト

 

状態面がどうか気になるところですが、展開、馬場ともに今回向いてきそうではあります。

雨馬場も得意ですし、先行力、持続力もある。

ただ去勢し騸馬になった影響で昔のような筋肉質の馬体ではなくなっているのがどうか。もしかしたら道悪は向かなくなっている可能性もある。

 

 

 

一応こんな感じですが、なにせ当日の雨と馬場状態が鍵になってきます。それによっては予想がガラッと替わる可能性があるので、よろしくお願いします。

 

 

 

共同通信杯

 

 

東京芝1800m Dコース

 

 

基本的には距離短縮組がハマるレース。ペースが上がって持続力勝負になりやすいためである。

高速馬場の意識が強いため尚更ですし、皐月賞への出走権利が掛かっているため賞金が足りない陣営の鼻息は荒いはず。

 

 

良血馬が揃って非時に楽しみではあるが馬券的な妙味まではどうか。

 

ステラベローチェ前走G1朝日杯FSで2着と高速馬場への対応も出来て総合力の高さを魅せつけた。嫌うならそこしかなかっただけに、やはり強い馬だなと。現段階の3歳牡馬の上位にランクされる馬なのは間違いありません。この馬は賞金が足りているため、本番は皐月賞。ここで無理をする必要ないので試走的な乗り方をしてくる可能性もあるが現時点での完成度は高いとみる。

 

 

  • シャフリヤール

 

アルアインの全弟。藤原調教師がかなり評価しているだけにの大物感。東京に替わってどのぐらい弾けるか楽しみ。福永騎手がワグネリアンではなくこの馬にベッタリなのは期待の表れだろう。面白いと思います。

 

 

  • ディオスバリエンテ

 

この馬も相当強いと思います。将来的にはマイラーだと思いますが、新馬戦がとにかくハイレベル。いかなりの重賞でも通用するはず。

東京の高速馬場も合う。先週のきさらぎ賞に出てきていても◎にしようと思っていた馬。

 

 

 

距離短縮組がハマるレースということで浮上する穴馬

 

 

  • プラチナトレジャー
  • タイソウ
  • エフフォーリア

 

前走京成杯組のプラチナトレジャーとタイソウは東京に替わるのはプラスに働くのは間違いありません。どちらも長く良い脚を使えるので持続力勝負になりやすいこのレースはハマるかもしれない。プラチナトレジャーは京成杯2000mで折り合いを欠いていたし距離短縮は間違いなく良い。タイソウは大跳びの走法ですし小回りの中山はそもそも合っていなかった。京成杯は案外でも広い東京替わりでまだ見限れない。

エフフォーリアもまた大跳びの走法。広い東京はベスト。距離短縮は良いし、持続力もありますから、面白い。

穴ならこの3頭が期待できるでしょう。

 

 

 

クイーンカップ 

 

牝馬限定 東京芝1600m

 

 

このレースはとにかく豪華なメンバー。というより一長一短で力関係が分かりづらい。

アカイトリノムスメ、レフトゥバーズなど強そうで楽しみな馬がいますが、

 

抽選対象ですが狙いたいのはステラリア

 

このレースは牝馬限定ということでスピードに物を言わせるレースになりやすいということ。そして本来は1200m〜1400mの短距離適性馬が多く参戦することもあって相当、ハイペースが予想されます。そうなれば求められるのは持続力。

ですのでスローからの瞬発力勝負では分が悪いステラリアが面白い。前走ベゴニア賞はハイレベル。牡馬に揉まれたレースを経験した事で、牝馬限定戦になって活きてくるのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

 

京都記念

 

注目 ラヴズオンリーユー、モズベッロ

穴なら ジナンボー、ダンスディライト、ダンビュライト

 

 

共同通信杯

 

注目 ステラベローチェ、シャフリヤール、ディオスバリエンテ

 

穴なら プラチナトレジャー、タイソウ、エフフォーリア

 

 

クイーンC

 

注目 ステラリア

 

東京新聞杯 きさらぎ賞 考察

 

 

東京新聞杯 

 

東京芝1600m Dコース

 

先週は超はつかないが高速馬場。時計は出ていました。ただ特殊なのが、高速でありながら逃げて内を立ち回った馬があまり残っていない。

連帯馬はほとんどが上がり上位かつ外枠に集中していました。

雨予報はしばらく無さそうなので、引き続きの馬場状態になりそうですね。

スピードが要求される馬場とレース。

 

先々週も説明しましたが、基本的には

スピード=若駒、牝馬

 

東京新聞杯は4、5歳馬と牝馬が圧倒しているレースであり、スピード能力が落ちてきている6歳以上馬の成績は悪い。

 

ただここから安田記念ヴィクトリアマイルに出走する前哨戦らしくペースはスローを刻みやすい

 

つまりスローからの瞬発力勝負になる可能性が高い。

 

 

 

馬券内は鉄板かな?と実力上位を考えて思っていましたが、ちょっと怪しくなってきましたね。

まずG1では基礎スピードが足りない馬。2走前の富士Sは良馬場発表で勝っていますが、ラウダシオン、ケイアイノーテック、ペルシアンナイトが上位しめているのはパワーを要求された馬場だった。

5歳馬であるし実績を考えれば、メンバーの中では安定株には思えますが、やはり高速馬場では軸にしたくないという馬ですね。買える要素としては絶好調の福永騎手ということぐらいでしょうか。

 

 

  • シャドウディーヴァ

 

昨年の2着馬。左回りが得意ですし、牝馬なのでスピードが要求されるなら有利に働くはずです。

ただし5歳になり牡馬以上に牝馬はガタッと能力落ちが顕著にあらわれる可能性があるので、注意が必要ですが、調教を見る限り、今回加速ラップで時計を刻んできていますし安心して良さそう。

あとは一瞬のキレで勝負するタイプではなく長く良い脚を使う馬なので、ペースは流れてほしい。そう言った意味では先行勢の少なさや前哨戦のペースの緩みが発生するのは歓迎材料ではありません。距離に関しては正直言って2000mぐらいがベストな感じがするが、、、個人的にメンバーの中で軸にしやすい印象。

 

 

  • トリプルエース

 

今回はルメール騎手。前走の金杯は内前有利のトラックバイアスでの外枠発走でスタートもあまり良くなく最後は大外を回しての追い込み。良い上がりを使って伸びてはいたが、とにかく内前が止まらないのでは無理ゲーというやつです。

今回は56キロを背負っての古馬対戦という点には心配ですが、ルメール騎手にも替わるし4歳のスピードが活きる可能性は高い。消せない馬。

 

 

 

 

この2頭は本当にディープ譲りというかに飛節が真っ直ぐと伸びた直飛なので東京、中京、新潟の広く直線の長いコースでこそ。この直飛のタイプはミドルペース〜ハイペースで後ろが有利な展開になれば台頭し絡みやすいです。脚質的にやはり後ろからなので展開と馬場の助けがいりそうです。

高速馬場ではなく雨が降ってほしいでしょう。

 

 

 

 

穴候補

 

 

 

  • サトノウィザード

 

同じサトノでも今回買うならサトノウィザードが面白い。この馬も後ろからの競馬ではあるが、軽い馬場が得意であり、高速馬場は歓迎。急坂のない東京もプラスだと思う。ただ東京実績がないというのは不安ではあるが、合ってないわけではなさそうなので穴で一考。

 

 

  • エントシャイデン

 

前走の金杯はしてやったりの逃げの手。普段は後ろからの競馬なので全く警戒されず途中でペースも緩めれたのが好走要因。今回は逃げた事で折り合いと他馬からのマークが厳しくなりそうなのが課題。

ただとにかく先行勢が手薄ですし、再度逃げても良さそうではあるが、個人的には今回は下げてほしい。軽馬場が得意で高速馬場も向くタイプですから一瞬の末脚を使って瞬発力を活かして欲しい。

 

 

  • カラテ

 

メンバーで唯一の上がり馬。5歳ではあるが、晩成型なのだろう。本格化したのは間違いないと思います。ダートを走っていただけに本来は時計が掛かってほしいタイプではあるが、前走は1.32秒台の時計で走りましたし、問題ないかもしれません。

適性はズレても、落ち目の馬よりはこういう本格化した馬の方が面白い。

 

 

 

 

きさらぎ賞

 

中京芝2000m Bコース

 

 

このレースについてはディオスバリエンテが出てきたら軸で買おうと決めていたのですが、共同通信杯に向かうようです。あの馬はかなり強いと思ってるので今回は残念です。

 

 

枠無視でもう印は決まりましたので発表します。

 

 

◎ランドオブリバティ

 

前走、ホープフルSでは外に逃避してラチに突っ込む

という悲劇が起きましたが、幸い人馬共に無事で良かった。まだ馬が幼いということか。左回りで仕切り直しで問題ないでしょう。後脚のピッチが利いてキックバックが強いので今の中京の荒れ馬場でも問題なし。馬は強いと思いますので本命。

 

 

◯ラーゴム

 

500キロオーバーの好馬体の馬でオルフェーブル譲りの筋肉量。パワーを要する馬場にフィットしている。直飛の飛節だけに長く良い脚を使えそうで今の中京馬場はかなり合いそう。

 

 

▲ヨーホーレイク

 

完成はまだ先だが、この馬も先々が楽しみ。素質と将来性はメンバー1。

この馬も大きな馬体の直飛で長く良い脚を使える。

人気で仕方ない実力はありそう。

 

 

☆ドゥラモンド

 

距離が一気に2ハロン長くなるが、この馬としてはゆったりと運べる2000mは合いそう。

 

 

穴 タガノカイ

 

1勝クラス勝ち上がったばかりだが、中京実績で勝ちましたし、11頭立ての小頭数なら逃げ粘りもあるかもしれない。最終追い切りも自己ベストマークで状態は良い。泉谷くんが重賞で臆することなくいけば面白い。

 

 

 

 

 

根岸S シルクロードS 考察

 

 

根岸ステークス

 

東京ダート1400m

 

 

当日の馬場状態が鍵になりますね!!

良馬場なのか脚抜きの良い馬場になるのか適性を持つ馬が変わってきます。

天気の動向に注意しましょう。

 

 

  • タイムフライヤー

 

この馬の適性に関しては、ハーツクライ産駒にしては珍しい小回り巧者。コーナー4回を回るコースでこそです。それは戦歴を見れば明らかで、ワンターンの競馬は合っていない。いくらルメール騎手とて厳しいと思います。この馬を持ってくるなら本当に重賞でルメール騎手に逆らってはダメと認めます笑。

 

 

 

左回り、1400mということに関してベスト条件。しかし斤量59キロはさすがに厳しいとみる。

瞬発力があるわけではないので、斤量負けでゴール前失速が目に浮かびます。

しかし雨なら歓迎材料で脚抜きの良い馬場になれば抑えは必要かなと。理想はここで凡走で狙いは次走。

 

 

  • レッドルゼル

 

根岸ステークスは逃げ、先行馬にはキツいレースで、安定した末脚を使えるレッドルゼル向き。東京1400mは守備範囲。しかし重賞の東京でどうか。末脚はあるもののそこまで長く良い脚を使えるわけではないので重賞のペースで直線の長いコースならそこまで伸びきれないかもしれない。距離延長組も成績が良くないレースですから、信用は出来ない。東京ならば良馬場よりは脚抜きの良い馬場でやりたいでしょう。

 

 

 

3着以内穴候補

 

 

 

格上挑戦にはなるが2走前の霜月Sでは休み明け+20キロ以上の馬体を増やし好走。ここにきて馬が成長し完成系になったとみていい。完成した馬は格上挑戦といえど、追いかけるのが筋。実力で跳ね返されるか否か。楽しみな一頭。好位から長く良い脚を使えるのも魅力。

 

 

 

休み明けと鞍上で嫌われるなら買いたい。

たしかにこの馬は叩き良化型ではあるが、歳ですしフェブラリーSでの好走はさすがに厳しいと思います。当然、1番わかっているのは陣営ですから、今回は休み明けとはいえかなり攻めた内容の追い切りをしています。展開待ちの馬ではあるが、常に上がり上位の末脚ですし差し追込みが決まりやすいレースなら面白い一頭。

 

 

  • スマートセラヴィー  想定10番人気

 

かなり調子が良さそう。重賞初挑戦だけに人気は当然ない。

メンバーをみると先行馬がそこまで揃っていない。メイショウテンスイが前走、押し出されるように逃げてしまったのが痛かったとコメントしているように今回は控えそうで、ならばスマートセラヴィーがハナにいっても良さそうである。ペース次第ではギリ残り目もあるのでは。

 

 

  • スマートダンディ  想定16番人気

 

前走、軸で馬連をゲットした馬。これまでも度々、穴推奨してきたが、今かなり調子が良さそう。

これまた格上挑戦になるのだが、この馬も安定した末脚は魅力。外から飛んできてもおかしくない。

単純な斤量比較だが、前走57キロで一緒に走って負かしたスマートセラヴィーや、負かされたデザートストームと同斤量になるのはかなり恵まれたのではないだろうか。出来れば脚抜きの良い馬場でやりたい。

 

 

  • デザートストーム  想定12番人気

 

今がピークというべきで充実期に入った。

一瞬のキレで勝負するタイプなので、どこで脚を使うか難しく東京1400mというのはベストでは無さそうだが、軽い馬場にさえなれば誤魔化しがききそうです。ハマった時の末脚はかなり魅力。

 

 

 

 

シルクロードステークス

 

中京芝1200m Bコース

 

先週は雨の影響があっての開催で内馬場がかなり荒れてきており、そろそろ外差し天国になるのではないでしょうか。荒れ馬場を苦にしないタイプを積極的に狙いたい。

こちらも天候と馬場状態をしっかりと土日で把握して臨みたい。

 

 

 

この馬もこれまで何度も触れてきていますが、高速馬場にてハイペースで逃げて後続の脚を削ぎ落とすような競馬がベストの快速馬。高松宮記念こそコース、馬場で不向きだったのですが、ドスロー過ぎての好走でした。スプリンターズステークスではビアンフェの暴走によっての凡走であり参考外。

あくまで次が本番であり、斤量も背負わされる今回は軸にするつもりはない。

 

 

  • ラウダシオン

 

スタートセンスもあるし、ニノ脚も速く1200mでも問題ないとは思う。時計は掛かった方がいいタイプで今の荒れてきた中京芝は合いそう。

自分は調教はあまり重視しないのですが、スプリント戦に挑んでくるにもかかわらず追い切りは全てCWでされているのは引っかかる。やはりスプリント戦は坂路での追い切りで速い時計を刻んでくるのが理想であり、心配な部分。始動戦でもあるしこちらも軸にもしたくない。

 

 

 

現時点での軸候補

 

 

まずフォトパドックでの馬体を見る限り素晴らしい。追い切りも上々の内容で、荒れてきた馬場状態で外差しバイアスが働けば、ここでも好走可能とみた。欲を言えば雨が降ってほしいが、なくても今の好調ぶりから問題ないだろう。左回りでどうかの心配があるが、こなしてくれると信じたい。あとは本当にバイアスが働く馬場になるかだけ。土日の傾向をしっかりと把握して、どうするか決めたい。

 

 

  • ライトオンキュー

 

57.5キロの斤量と休み明けの分で昆厩舎だけに勝負気配がどうかだが、この馬も馬場は向いてきそうである。キーンランドSでも馬場が向くと判断し、同じく向くエイティーンガールとの二頭軸で3連単を仕留めた記憶も新しい。エイティーンガールよりは前の列で競馬が出来るし馬群から抜けてこれる器用さもあるだけに軸向きではあると思う。追い切りも上々の内容。こちらも土日の馬場、バイアスを把握して、どうするか決めたい。

 

 

穴候補

 

 

  • ヴェスターヴァルト

 

3勝クラス突破したばかりのオープン馬で格上挑戦になるが、キャロットの馬だけに良い馬なのは間違いなくルメール騎手、デムーロ騎手、マーフィー騎手が跨ってきたのが証拠だろう。55キロには疑問符で54キロが妥当だと思うが、、、

しかし6走前のファルコンSではラウダシオンに次ぐ3着。当時、重馬場で全馬が内を大きく空けての競馬の内枠が仇になり、直線で外に出すのにスムーズさを欠き追い出しがかなり遅れた。それでもギアが上がってから良い伸びでした。前走は、内伸びのトラックバイアスで、各馬が直線では内に密集する中で一頭外から違う脚で悠々と差し切った内容はかなり評価できる。追い切りも抜群で調子も良さそうですし、一発を期待したい!