皆様、こんばんは。

先週は変則4日間開催になってしまい、このままのスケジュールで進めると「菊花賞」の分析を十分行えなくなってしまいます。従って、本日は東京競馬開催中ではありますが「菊花賞」の分析も並行して進めていきたいと思います。
本当にJRAには3日間開催という自分達のことしか考えない愚策は即刻止めて欲しいですね(厩舎関係者もマスコミ関係も大迷惑でしょう)。

先週のG1「秋華賞」は◎カレンブーケドールから馬連は獲れましたが、3連複は外れ。
内野安打でのタイムリーヒット的な感覚ですから、今週は全券種完璧に仕留めたいと思います。
ただ当初は消す予定だった△シゲルピンクダイヤを拾ったり、特注穴馬として4番手に抜擢した☆シャドウディーヴァが4着に好走したりと「選択する目」の方向性は間違っていなかったと思いますので、今週もどうぞご期待下さい。

さて、今週は「菊花賞」。
今年は皐月賞馬もダービー馬も不在で混沌とした状況。特に春のクラシック出走組と夏の上がり馬の比較が例年以上に重要になりそうですから、しっかり分析して皆様に的中馬券をお届け出来ればと思います。

まずは過去5年のレースラップ及び3着内好走馬一覧を見てみましょう。
菊1

菊2

レースラップについては、昨年が歴史的スロー・一昨年が歴史的道悪と参考にならず。
ということで、2016年以前の8年間のレースラップを前・中・後3Fに分けたものを掲載します。
菊3
「前半5Fは60~61秒で入り」「概ね6F目あたりで一気にペースダウンして中盤5Fは63~64秒と息が入り」「後半5Fは59秒程度でまとめる」というのがパターン。動き出すポイントは概ね2周目の坂の下りになりますから、ラスト4F目。そこからの4Fロンスパ、場合によっては5Fロンスパというのがパターンになります。
ロンスパ戦になってラップが分散しますので、最速地点でも11.5秒程度と求められるトップスピードのレベルは大したものではありません。

中速を持続させる能力坂を上手く下る能力大きく緩む中盤で折り合う能力、といったことが求められる能力になります。
スタミナはあるに越したことはありませんが、あくまで世代限定戦の3000mですから「クラシックなので距離適性は無いが仕方なく出走している」馬も多数。つまりスタミナ自慢が集まるレースではありませんから、そこまでシビアになる必要はないでしょう。それはラップにも表れていて、天皇賞(春)とは違って中盤で顕著に緩む地点が長いですから、極端に言えば前半5F+後半5Fの競馬と考えることも可能なレースです(あくまで極端に言えば、ですからね)。

前走レース別成績は以下の通り(過去10年)
菊4
※出現数が「1」で、好走歴がないレースは割愛しています

当然のように最大前哨戦である「神戸新聞杯」組が圧倒。過去10年で毎年1頭以上の3着内好走馬を出しています。
その「神戸新聞杯」3着以内からのステップだった馬は【7-6-2-11】で、4着以下馬は【0-0-2-38】ですから、3着/4着に明確な断層があります。ちなみに6着以下からの臨戦は【0-0-0-27】で全滅。
ただし先週の秋華賞でも鉄板データだった「ローズS1~3着馬」が馬券に絡めませんでしたので、このデータに固執するのは危険かも知れません。今年は勝ち馬が出走しませんから尚更です。

もう一つのトライアルであるセントライト記念は5頭の好走馬を出していますが、5頭全てが関西馬だったことには注目。セントライト記念経由の関東馬は【0-0-0-25】と全滅で、関東馬の好走は2007年のロックドゥカンブまで遡らなければいけません。

一方で前走条件戦組は【1-0-5-45】で好走馬は居るものの、3着までというのがデータ傾向。
馬券に絡んだ6頭全てが2勝クラス経由馬ですが、そこで勝っているのは絶対条件。また6頭中5頭は芝2200m以上戦で、唯一の例外が芝1800m戦を使ったスリーロールス。スリーロールスは前走条件戦経由で唯一勝利した馬でもあり、完全な例外と認識して良さそうです。

最後に注目したいのが騎手。
過去10年で複数回馬券になったのが以下の6人
・福永祐一(4回→1,2,6,9人気)
・Cルメール(3回→1,1,7人気)
・武豊(3回→1,6,10人気)
・Mデムーロ(2回→1,2人気)
・蛯名正義(2回→3,4人気)
・吉田隼人(2回→7,7人気)

吉田隼人Jの名が違和感でしかないですが(7人気馬を2度も馬券内に持ってきているのはお見事というほかなし)やはり名手と言われる騎手が複数回馬券に絡んでいるのは流石。しかも人気薄を好走させているパターンが印象以上に多いというのは素晴らしいです(福永騎手などは巷で賛否両論ある騎手ですが、まあこの人はとにかく頭が良い名手ですよ)。
「馬7人3」などと昔から言われますが、私は「馬5人5」ぐらいに思っていて、それぐらい騎手は重要(特に頭の良し悪し)。3000mもの距離を走るにおいては、騎手の判断・戦略が結果を左右する局面が増えて然るべきで、このレースにおいてはいつも以上に騎手配置を重視したいところです。

これらを予備知識として持ちつつ各馬の分析と最終見解に繋げていきたいと思います。

その各馬の分析については、ほとんど最終見解の答えを言ってしまうところもありますので(先週もそうでした)完全公開するかどうかは今週もバナークリック数で決めさせて頂きます。
反響が少なければボリュームを半分程度にしての限定公開とさせて頂きます。
特に興味がなければバナークリックなどする必要はありませんのでスルーして下さい。


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